請求代行のメリットと注意点

請求代行サービスのメリットはいくつかあって、ひとつには業務の効率化があります。請求代行サービスを使うと、請求に関わる事務的な業務はほとんどなくなり、請求内容の身を業者に提供すればあとは自動的に対応してくれます。また入金管理や督促といった業務も行ってくれるので、煩雑な業務がなくなりその分を別の業務にあてることができるのです。経理は月次の〆切で残業が発生する者ですが、このサービスを利用することで人件費も節約できるでしょう。

間接部門の人員を減らして、その分事業部門の人員を増やすことができれば新規開拓や売り上げ増といった副次的な効果も見込まれます。請求代行サービスのデメリットとしては、サービスを頼りすぎることでノウハウが社内に定着しないといった点が挙げられます。いくら人数が少なくなる可能性も秘めていても、決済は自社内で行いますので最低限度の人員は必要です。また経理という非常に不正のリスクが発生しやすい部署なので複眼チェックも欠かせません。

頼りすぎることは辞めておいたほうが、無難と言えます。また導入書記は仕様を細かく固める必要があるため、それなりの工数を覚悟する必要があります。社内手続きも変更になるため、営業が請求手続きをする際のフローも一から覚え直しになります。社内向けの説明会はもちろんのこと、手続き上不明な点があれば質問を適切に設け速やかに回答できる状態にするなどの措置が必要になってきます。

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