カード決済ができるものといえば、クレジットカードのことを思い浮かべる人が多いと思いますが、それ以外にも金融機関が行っているサービスとしてデビットカードがあります。デビットカードは、欲しいと思っている商品を購入するときに即時でカード決済が行われるもので、クレジットカードのように複数回に分けて支払いを行うものではなく、支払回数は1回となります。カード決済で支払うことができる金額については、あらかじめ金融機関の口座に入金されている残高の範囲内までとなっており、カード会社のほうで利用限度額が設定されているクレジットカードとは異なるサービスとなります。カード決済のために利用できる年齢制限としては、15歳以上の人がデビットカードの申込みを行うことが可能で、18歳以上の人が利用可能なクレジットカードとはこの点についても違いがあります。
デビットカードは金融機関の口座の残高の中から支払いが行われますので、審査を行うことなく発行されるために、多くの人が利用できるカード決済の方法となり、クレジットカードの場合には発行する金融機関などが審査をして、信用情報などの確認を行ってから発行されるものとなります。クレジットカードでは、一旦カード会社が商品の購入代金を立て替えている形となることから、カード会社にとっては利用者の信用を審査しておく必要があります。デビットカードの種類の中には、国際ブランドが付いているものがありますので、一般的なクレジットカードと同じように、決済の方法が異なるだけで、利用方法はほとんど同じ使い方ができます。